無名なのにしっかり稼いでる未来型俳優のタッキーです。
日々の子育てをする中で我々大人が学ぶことは少なくありません。
親は文字通り子供の鏡と言え、
子育てや子供の教育をする中で大人の我々も反対に学ばされる機会は多々あるものです。
「あなたはどうして〜出来ないの!」
「何度言ったら分かるの!」
子供が言うことをきかないことに腹を立て、
思わずこのように感情的な言葉を我が子に投げ掛けてしまっている親はきっと少なくありませんね?
ですが小さな子供は親の気持ちや考えなどそもそも理解出来ないものです。
そして大好きなママやパパから投げ掛けられる一つ一つの言動を正面から素直に受け止め、
心を激しく動かしているものです。
子供にとっては親からかけられる何気ない言葉が潜在的に深い傷となって子供の脳裏に刻み込まれる場合もあります。
そして、そういった言葉は子供が大人に成長した後も心的トラウマとなって深層心理に居座ることになり、
長くその人の人格や思考を支配する要因になることもあると考えられています。(=リミッティング・ビリーフ)
そしてその大きな要因になり得る要素として「子育てNGワード」が挙げられます。
ですが皆さん、よく考えてみてください。
子供が言われて嫌だと思ったり不快に感じる言葉というのは実は大人だって基本的には同じはずです。
しかも自分が幼少期に親から言われて不快に感じていたキーワードというものは潜在意識の中に深く刷り込まれている場合があります。
そのキーワードを上司や目上の先輩などから聞くことが発端や引き金となって
ビジネスや仕事の現場でやる気やモチベーションを無自覚のうちに失っている人だっているかもしれません。
そこで今回は、子育てNGワードから考える大人同士の会話の落とし穴に焦点を当てて、
それをビジネスの場面でどう改善していけるのかを検証していきたいと思います。
今回ご紹介する記事の内容は僕自身、脳科学や心理学を勉強するようになってから分かるようになったことですが、
人生やビジネスで成功出来ない人の多くが幼少期に培った潜在意識(=インナーチャイルド)によって思考や心にロックをかけてしまい、
それが原因となって自身の成功を阻んでしまっているケースが多々あるものです。
つまりは幼少期の心のトラウマを取り除くことは人生やビジネスでの成功に近付く第一歩とも言えるのです。
脳科学や心理学を学び、その思考を取り入れることで僕はネットビジネから月収100万円を達成したと言っても過言ではありません。
そういった視点から考える子育てNGワードの読み解き方を今回は一緒に考えてみましょう。
(今回は脳に関して紹介する記事ではないので、脳と人生の成功との因果関係についてご興味がある方は仕事や恋愛、人生が上手くいかない人は脳を書き換えなければ成功出来ない理由をご覧になってください。)
NG子育てワード:「〜しなさい」
「〜しなさい」は多くの親がついつい子供に口にしてしまう言葉ですね。
「早くしなさい!」「勉強しなさい!」などと命令されるような言葉を投げかけられると子供はモチベーションをなくし、
かえって反発してしまうものです。
こういった際は「一緒に勉強しよう!」などといった提案を投げかける言葉に置き換えてみると
子供は「お母さんと一緒に勉強するぞ〜。」といった具合にやる気を引き出してくれるかもしれません。
実際、東京大学社会学研究所とベネッセ教育総合研究所の研究によると、
親が子供にしっかり寄り添って勉強に付き合う家庭の子供は、
親が子供の勉強を見ない家庭に比べて勉強好きに育つ子供の割合が倍近く多くなるという結果も出ています。
そして勉強を一緒に行う際は注意点もあります。
どうしても気になりがちな子供の単純ミスや間違いにも寛容な気持ちを持って焦らずに見守ってあげる姿勢が親には大事です。
勉強が苦行のように苦しくてつまらないものだと認識されてしまっては益々子供は勉強を嫌いになってしまいかねません。
「勉強させること」そのものを一番の目標にするのではなく、
「勉強って楽しいな」と思ってもらい、
勉強好きに子供が育つことを第一の目標にして子供に接してみる考え方が重要と言えますね。
子供が勉強を楽しいものだと認識し、モチベーションを感じて自発的に勉強に取り組むような姿勢を身につければ、
勉強の効率や生産性も格段に引き上がる可能性があるわけです。
大人にも「〜しなさい」は逆効果
「〜しなさい」、「〜やれ」などの命令形の言葉が嫌なのは子供だけではなく我々大人でも一緒ですね?
もし上司や目上の人間に「明日までにこの仕事やっておけよ」などと命令されたら
「仕事だから仕方ない…」と感じつつも内心嫌な気持ちになってしまうことはあります。
仮に上下関係がはっきりしていたとしても人は誰もが命令されることに一定の抵抗感を抱いてしまうものです。
もし上司にいつも命令を下されるような言葉を投げかけられていれば、
その上司に抵抗感や嫌悪感を抱いてしまいかねませんよね?
それが引き金となり上司とのコミュニケーションに摩擦や衝突が起こり、
業務においても支障を出すケースもあるのです。
近年、パワハラに対するモラルに対して社会全体が過敏に変わって来た時代背景もあるので、
頭ごなしに上から目線で命令するような言葉を頻用してしまっているという方は気をつけた方がいいかもしれません。
部下や年下とのコミュニケーションが上手く取れずに悩んでいるという方は少なくありませんが、
その原因の1つがもしかしたら自分の言動にある場合もあります。
命令形の言葉を
「〜してね」という依頼や打診を投げかける言葉に変えたり、
「〜やってみない?」といった提案の言葉に置き換えてみることで聞き手の尊厳は守られますし、
好感を与えることにも繋がるかもしれませんね。
また、仕事が出来る人ほど出来ない部下の仕事ぶりには口を出したくなるものですが、
これもある程度は見守る姿勢が必要であり、どのように相手に伝えるのが現時点の部下の能力を最大限に引き出せるのか?
と考えた対応をするのが良いと言えます。
子供に対して「勉強させること」ではなく、
「勉強を楽しいこと」と認識してもらう取り組みが重要なことと同様に、
「(仕事や業務など)自分が相手に何かしらの行動をさせること」を第一の目的にする考え方よりも「中長期的目線で聞き手と自分がどのような関係性を構築することが最も成果に繋がるのか?」
という広い視点に立つことが重要と言えます。
人間というのは不思議なもので投げかける言葉や行動一つの違いだけでも相手から引き出せる反応や成果に大きな違いを生むことが分かっています。
スターバックスコーヒーが倒産の危機に瀕した際に
経営者のハワード・シュルツは「サービスの質を見直す」作業よりも
「社員にスターバックスのブランド価値を再認識させ、社員のモチベーションを上げる」作業に徹し、
経営をV字回復させたことは有名ですね?
「あいつはどうせ俺が何言っても聞かないしな。」
「あいつはどうせ出来ないし言っても仕方ない」
などと頭ごなしに決め付けてしまうのではなく、自分自身にまずは一度向き合って
「自分が対応やアプローチを変えることでどうやったら相手のモチベーションを引き出せるだろう?」
と考えてみる価値は大いにあるのではないでしょうか?
ただ、そうは言っても中には例外もあるということを認識しておく方がいい場合もあります。
つまり中には命令で相手の行動を促した方がいい場合もあるということです。
それは何故かというと、世の中には命令や指示待ちに慣れてしまっている人間も含まれているからです。
そういった人間に対しては明確に指示を出すことこそが重要である場合もあります。
最終的には人の適正に合わせて自分自身が言葉や対応を魔法のように使い分けていく柔軟性や分析能力を身に付けることが大事と言えますね。
もちろん簡単なことではありませんが、この思考や認識を持つことは非常に重要です。
子育てと同じく「ありのままの自分」で接していても子供は親が望むようにはなかなか育ってくれないことを世の中の親の皆さんは痛感しているはずです。
子育ての過程では必ず自分自身の成長も必須となるのです。
そして、その考え方は大人同士の人間関係においても同様と言えます。
①自分が何気なく使っている言葉が効果的かを考えてみた上で使う言葉の投げかけ方を意識してみる
②相手の適正を見極めて、その相手に対して最も効果的と思えるアプローチをかけてみる
共同作業が求められる現場に身を置く方は、日頃の人間関係を円滑にし分業が効率化出来るよう、是非この二点を意識してみて下さい。
脳科学から「〜しなさい」を検証
子供の頃に自分の親から「勉強しなさい」と言われて教育を受けながら育ってきた社会人の中には、何かを学習する際、
第三者から「これやった方がいいんじゃない?」などと学習を促されることにすら抵抗を感じてしまうという方は少なくないでしょう。
自分でやろうと考えていたものを他人に促されて何だか気が削がれてしまった…といった具合にです。
この原因は子供の頃に、勉強(学習)することが自分にとって嫌なことと認識してしまった過去のトラウマが発端と言え、
その嫌なことを第三者から促されるという一連の流れに潜在的なトラウマを抱えてしまっているケースが考えられます。
この手のタイプの方は勉強自体が嫌いなわけですから日頃読書や新しい学習を自発的に行うという作業にも慣れていない方が多いでしょう。
当たり前のことですが、新しい知識や技術を得ることを心が妨げてしまっている状態にある方はお金持ちになったり、
ビジネスや人生で成功していくということに無縁と言えます。
そういった方は大嫌いな勉強を好きになっていくことでしか自分の人生は切り拓けません。
脳が刻み込んでしまったトラウマを取り除くことは容易ではありませんが大丈夫です!方法はあります。
「俺は別にこのままでいいや」
といった現状維持を望む方は別ですが、
「もっと幸せになりたい、より良い人生を送っていきたい」
と望む方は何かしら変わりたいと望む目的を持っているわけです。
「お金持ちになりたい」
「痩せてモテたい」
「自分が好きなことを仕事に変えてストレスなく生きていきたい」
などなど。
これらの欲求や願望が強ければ強いほど、あなたの心は「自分が変わること」を強く望んでいると言えます。
その強い願望が勉強や学習をする意味であり、目的であると言えます。
頭ごなしに「勉強=悪」のように心が感じてしまう傾向が強い方ほど、
そもそも勉強の行為そのものを毛嫌いしている場合が多く、
勉強する本来の目的を理解していないことがあります。
その場合、まずは勉強の目的を自分が理解することが何より重要と言えます。
「行動や感情は目的の為に創り出される」
このアドラー心理学の目的論が示している通り、
人間の行動や感情は目的がなければ本来起こらないものだと考えられています。
勉強嫌いな人にとって「勉強する」ことが目的である場合は感情や行動が追いつかないのは当たり前と言えます。
ですが例えば「痩せたい」という目的を持っている人が
「ダイエットの知識」を勉強してダイエットに取り組むことは感情や行動にアプローチがかかった状態と言えるのです。
当然、習慣にない努力を始める際はどんな人間であっても脳が最初は負荷を感じてしまうので、努力を継続させていく作業は必須となります。
ですが、この時少なくとも「勉強=悪」の第一ステップからは抜け出した状態と言えます。
まずはこのように一歩ずつ自分の変革を目指すことが成長や成功の第一歩となります。
いきなり人生を変えたり成長を得ることはどのような人間であっても非現実的ですから、
とにかく一歩ずつしっかりと前へ向かっていくことが重要なのです。
まとめ
今回一例をご紹介したように、あなたの成功や成長を無意識、無自覚のうちに阻んでしまっているものはもしかしたら幼い頃に刻み込まれたトラウマ(リミッティング・ビリーフ)かもしれません。
(リミッティング・ビリーフの詳細はこちらからご覧ください。)
そしてそれを大人になってから改善していくのは非常に大変なこともご理解頂けたかと思います。
だからこそ、自分の子供たちにどのように接していくのか?
親自身も日々成長を考えていくことは非常に重要なことなのです。
そして子育ての視点で見た際に、実は子供に対してNGな言動というのは大人同士の交流においてもNGであることがあるのだと再認識出来たのではないでしょうか?
今回一例に出した「〜しなさい」といった命令形の言葉以外にも、
「あなたなんて産まなきゃ良かった」などの人格や存在を否定するような言葉や
「お姉ちゃんは出来るのに〜ちゃんはダメね」といった他人と比べてしまう言葉を投げかけるのも当然子育ての上でNGです。
ですが、これらのNGワードは社会人同士の交流の場でも案外頻用されてしまっているものです。
「お前は本当にダメだな。使い物にならないわ。」
とか、
「同じ同期でも〜さんは仕事覚えるの早いのに君は要領悪いね」
といった具合にです。
子育てをする過程で子供に対しての接し方を注意してみる視点や姿勢を持つということは非常に素晴らしいことです。
実はその視点や注意は大人同士の交流の場にも十分応用して活かせるのだ!と再認識しましょう。
そして、せっかく子育てを通じて自分の成長に向かって努力をするのならば、
「その成長を自分の今後の人生に上手く活かせないかな?」とより一歩踏み込んだ視点に切り替えてみてはいかがでしょうか?
冒頭で伝えた通り、僕は脳科学や心理学を学んだことを
「せっかくだから学んだ知識や心構えをお金に変えることに活かしてみよう」と考えるようになり、
ネットビジネスで収益を上げるようになりました。
それはネットビジネスの世界だけでなく、リアルな日常生活や人との交流の場においても役立つものばかりです。
今では月収100万を実現した僕も以前は勉強が大嫌いだったし、超貧乏でした。
ですが、「思考」を変えていったことで今の生活を手に入れていったのです。
今回の記事を例に挙げるならば、「人を理解する作業を深掘ること」により、
どのように人にアプローチをするのが重要か?と考えるようになった思考もその一例と言えます。
僕はアフィリエイトをする際にこういった視点や思考を文章化することで成果に繋げることが出来ているのです。
人間は自分が変わろうと思えばいくらでも変わっていけるのだと思います。
その可能性は間違いなく無限なのだと思います。
今回の記事が一人でも多くの今現在、頑張っている皆さんの更なる成長や成功へのヒントに繋がれば嬉しく思います。
記事を最後まで読んで頂いたことに感謝を込めて!
タッキー
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