無名なのにしっかり稼いでる未来型俳優のタッキーです。
僕はネットビジネスで稼ぎながら俳優活動を並行している人間ですが、自分にとって理想のような今の生活を実現するまでにはそれなりの勉強を重ねて来ました。
その中で非常に重視している仕事の作業効率や人体の機能性を高める色々な方法をブログ記事にて毎回ご紹介しています。
作業効率や体の機能性が向上すると人生が本当に良くなるし、健康になるだけでなく稼ぎやすい体質や思考にまでなってしまいます。
そんな中で今回ご紹介するのは「やり甲斐があるが稼げない!貧乏ミュージシャンは趣味を仕事化するマインドを持て」についてです。
目次
仕事や働き方の在り方は大きく4種類
皆さんは自分の好きなことを仕事に選んで生きていますか?
当たり前のことですが、誰もが仕事をしなければお金を稼ぐことが出来ませんし、お金がなければ生活することも出来ないので、お金を稼いで生きていく為にも仕事は人生の大事なパートナーに変えて付き合っていく必要があります。
選んだ仕事は人生の大半の時間を捧げる対象になりえるわけですから、嫌いな仕事を嫌々やっている場合はストレスの原因でしかないでしょうし、毎日を疲弊して過ごさねばならない状況の元になってしまう可能性だってあるのです。
逆に好きなことを仕事に出来ているという人は好きなことをやりながらお金を稼ぐことに成功出来ているわけですから、素敵な人生を過ごせている可能性が高いと言えますね?
ですが現実的には幸せに生きる為の仕事選び!芸能人を選ぶなら貯金も結婚も考えての記事でもお伝えしている通り、世の中の大半の人が「好きではないことを仕事」にしながら生きているのが現状です。
①好きなことを仕事に選び、しっかり稼いで生きている人
②好きなことを仕事に選んでいるが稼げていない人
③好きではないことを仕事に選び、その代わりしっかり稼いでいる人
④好きではないことを仕事に選び、しかも稼ぎが低い人
※ここで定義する「稼ぎ」とは日常生活に余裕がある十分な収入を確保していることとします。
社会で働く人の働き方の中には上記の4パターンがありますが、①のように好きなことを仕事に選び、なおかつしっかりとした所得を得ることが出来ている人の働き方はきっと多くの人にとって最も理想的な働き方と言えるでしょう。
また、③のように好きではない仕事を選んでいるものの生活には困らない収入を得ることが出来ている人の働き方は、「十分な収入という対価」を得ることが実現出来ている分、比較的恵まれた生き方と括ることが出来ます。
ですが②の好きな仕事を選んでいるものの十分な収入を得ることが出来ていない人は、お金がないことで買いたい物が買えなかったり、受けたいサービスを受けられないなど、日常生活に制限が多い暮らしを送っていると言えます。
自分一人で自由に生きている間はともかく、恋人や家族が出来れば家族や子供の養育や教育の為にもお金は必要です。
お金があって困る人は少なくても、お金がなくて困る人は大勢存在します。
お金がないことで心や発想まで貧しくなってしまうことはよくあることですし、お金がないことで発生するトラブルも世の中には溢れています。
もちろん最終的には本人が幸せを感じているならばそれが全てなのですが、③のような働き方を選んでいる人の中には、必ずしも幸せを感じることが出来ていない人が確実に存在するでしょう。
当然、好きでもない仕事をやっているにも関わらずお金にもなっていない!という④の働き方を選んでいる人は最も幸せから遠い生き方をしてしまっている可能性が高いわけです。
拝金主義になる必要は全くないですが、必要最低限のお金がないのも望ましい状態とは言えません。
だからこそ収入が低くて悩んでいる人は本来お金の稼ぎ方を真剣に模索してみた方がいいのです。
やり甲斐があるけれど稼げない!売れないミュージシャンはマインドを変えるべき
好きな仕事を選んでいるが稼ぐことが出来ないという職業の代表格の1つに売れない俳優やミュージシャンといった芸能活動従事者が挙げられます。
僕も売れない俳優活動を長年続けて来た為、例え売れずとも自分の好きなことに情熱を注いで生きている彼らの生き方には強い共感を感じるものです。
でもやり甲斐があるならば稼げなくてもいいのか?
個人的にはそれは人生を損する生き方だと思います。
確かに仕事をする上でやり甲斐やモチベーションは非常に大事な要素の1つです。
僕もネットビジネスを始める前にアルバイトをしながら俳優活動をやっていた時期はやり甲斐を感じる仕事が出来るならば得られる報酬は低くてもいい!などと考えて生きていた時期がありました。
ですが僕の場合は役者で得られる収入などほぼ皆無だった為、生活の糧はアルバイトに頼らざるを得ない状況でした。
しかも本音を言えば、ほとんどお金にならないアルバイト生活は正直しんどかったし、常に将来やお金の悩みに頭を抱えていました。
そして俳優としての活動にやり甲斐は感じるものの、人生という尺度で考えた際に常に満たされない思いや不満を抱えながら毎日を送っていたと言わざるを得ません。
当然自分では「先行投資」という意識のもと、時間や労力を俳優活動に投下していたので活動そのものが無意味であったなどとは微塵にも思っていません。
けれども芸能事務所に依存はダメな理由!新しい時代のタレントの常識とは?の記事で芸能界の構造や在り方を詳細に説明しているように、タレントの芸能活動は必ずしも頑張ったからと言って報われるとは限らないのが実態です。
事実、活動から20年近く経った今も僕はこれまで俳優として積み重ねて来た先行投資を俳優業そのものではほとんど回収出来ていません。
回収出来ない投資である上にほとんどお金にならないならば、趣味で活動してきたのと何ら変わりはなくなってしまいます。
だから僕の場合、俳優として培ってきた知識や経験を売るという発想をビジネスに変えることで、これまでの20年を取り戻しています。
既存の俳優業で稼げないのならば、俳優としての経験値を既存のビジネスとは違う全く新しい形に変えてお金を生み出そうと発想の転換をしたのです。
当然このブログ運営もその手法の一つです。
話を戻しますが、過去の僕のようにミュージシャンや俳優、画家やアーティスト、スポーツ選手など、仮に才能があったとしても1円も稼ぐことが出来ない人というのは世の中に数多く存在します。
でも稼げない以上はその状態を健全な仕事とは呼べません。
やり甲斐を感じるからと言って納得していては生きていくことさえ出来ませんよね?
だから、「やり甲斐があれば稼げなくてもいい」などと考えてはダメなのです。
もし十分な収入を得ることが出来ず少しでも暮らしに不満を感じているならば、まずはマインドを変えて稼げる方法を考えつく思考力を鍛えましょう!
実は売れていないのにやり甲斐を感じることで満足してしまっているミュージシャンは向上心がない
音楽や俳優活動を趣味と割り切っている人は別ですが、もしミュージシャンや俳優であることを「職業」だと認識しているのならばまずは最低限生活費を稼ぐことを目標に設定しましょう。
特にミュージシャンや俳優として長年売れない状態が続いてしまっている場合はなおさら現状を変える強い意識を持つことが大事になります。
何故ならその場合、心のどこかで稼ぐことが出来ない状態に自分自身が納得してしまっている可能性があるからです。
慣れというものは怖いもので長い時間、状況を変えられずにいると「どうせ簡単には結果が出ないのは分かっているし、引き続き地道に頑張ろう!」などと現状維持に甘んずる思考をベースに日々を過ごしてしまうものです。
これは向上心のない状態と言えます。
きっと活動をスタートさせたばかりの頃は「一年以内に有名になってやるぜ!」ぐらいな無謀とも思える意気込みすら抱えていた人だっているはずです。
でも「努力しても売れない」という現実の壁にぶつかり続けることで、いつしか燃えるような野心を忘れてしまう人が大半です。
そしてそういった方の中には「どうせ俺じゃ有名になれないし」とか「多分このまま売れない可能性の方が高いんだろうな…」などと潜在的にネガティブな意識を抱えてしまっている人も少なくありません。
活動開始当初=「売れて有名になることが目的」
現在=「活動を続けることが目的」
自分自身でも気が付かないうちに、活動開始当初と現在とで上記のように「活動をする目的」そのものがすり替わってしまっている場合もあります。
引き際が分からなくなって惰性のように活動をしてしまっているケースや、アクセルを全開には出来ないモチベーションながらも活動を辞めることを決断出来ず現状維持の生活を送ってしまっているケースもあるかもしれません。
これではセルフイメージが低すぎるのです。
成功したい!と考えるのであれば高いセルフイメージをキープする!という習慣は必須です。
成功者は決まってセルフイメージが高いわけで、自分自身に対して信念や確信を持っているものです。
セルフイメージが低い人は「自分を安く売ってしまう思考や行動の習慣が身に付いてしまっている」と考えてみる必要があるのです。
結果として自分を安く評価する相手や環境としか付き合っていない活動をしているものです。
ミュージシャンならば有名なバンドやアーティストと同じステージに立つ必要があるでしょうし、俳優ならば有名なドラマや映画に番手の高い役柄で出演することを実現させなければなりません。
無名でも実力があるミュージシャンや俳優は沢山いますし、そういった方々と仕事を重ねることは大事です。
ですがその人達と共演していることで心が満足してしまっているようではあなたは絶対にプロとして成功出来ません。
アマチュアとして趣味の範疇で活動するべきです。
それは何故か?
①いくら実力があっても無名なミュージシャンや俳優が有名になっていない理由を自分なりに考察してみた方がいい!
②その実力者はパフォーマーであり、マーケッターではないからあなたを有名にするノウハウや力は持っていない
①実力があるのに売れないミュージシャンの理由とは?
プロならばお金を稼ぐことと活動が連動しますから、ビジュアルやスタイルが悪い!とか、実力はあるがセンスが古くて現在のマーケットに乗りにくい!など、何かしらの売れていない理由が隠れている場合があります。
また、所属しているプロダクションの環境が悪い!とか、プロとしては実力が若干劣っている!魅せ方に華がない!などなど、プロとして何かしら足りない要素があるかもしれません。
それ以外にもターゲットを絞れていない!活動の方法や場所に問題がある!売れていく為に必要なネットワークや環境がない!自分がどうすれば売れていくのか?というマーケッター的思考がない!など、「音楽や芝居の技術」があるというだけでは足りない「売れない原因がある」と考えられます。
②クリエーターと営業マンの違いを理解出来ていない
無名だけど実力のあるミュージシャンや俳優が売れない原因は上記①のポイント以外にもあります。
それはその人が優秀なクリエーター(職人)であり、優秀な営業マンではないことに原因が隠れているケースです。
一言で言ってしまえば「どうすれば自分の持っている技術を世の中に売り込み、売れるようにしていけるのか?」を自分自身では知らないわけです。
当然、売れる為に必要な思考や知識、ノウハウも持っていません。
自分が有名になっていく為の方法も知らない人が他人を有名にしていく具体的な方法を体系的に説明出来るわけがないのです。
だから無名だけど優秀なミュージシャンや俳優と一緒にステージに立てることに満足感を得てしまう感覚で活動している人の心理は危険なのです。
そこで得られるのは「スキル」の能力であり、「販売」の能力ではありません。
スキルが足りない人ならば当然、スキルを学ぶ為にスキルを持っている人と活動を共にすることは大切ですが、ある程度のスキルを持っている人ならば「販売」の能力に対しても意識を働かせなければなかなか結果が出ないのは当然のことです。
このあたりの考え方に関しては芸能人の職人気質は時代に取り残される?職人が稼ぎにくい理由とは?の記事でも詳細をお伝えしているのでご興味があれば是非こちらもチェックしてください。
一般企業であればクリエーターと営業は別の部署が存在していたり、別々の人間がそれぞれの役割を担う為、どちらか片方のスキルを身に付ければ事業の歯車に自分を乗せることが出来ます。
ですが売れていないミュージシャンや俳優、タレントやお笑い芸人などの場合、プロダクションやマーケットにとって後回しにされてしまっている状態である可能性が高いし、そうであるならば本章でお伝えしているマーケッターの視点を自分自身が持ち、販売方法やブランディングの構築の仕方を学ばないと売れていくことは現実的ではなくなってしまいます。
芸能事務所に依存はダメな理由!新しい時代のタレントの常識とは?
(本記事で説明していることは「商売」全般に通じる基本的な考え方なので、アフィリエイトにおいても大変重要な視点です。結果が出せないで苦しんでいる方はマインドセットやマーケット思考が不足している可能性があります。)
セルフイメージを高める為にもお金は稼ぐ!と考える
売れていないミュージシャンの場合、「俺には出来ない!」、「俺には無理」と潜在的に心のどこかで思い込んでしまっていることにこそ成功出来ない可能性が隠れていると考えてみる必要があります。
そのような心境であるとしても、「いや、俺は違う!」と思うのだとしても、現状を変えていく為には最低限これまでの活動とは違う取り組みを試してみるべきです。
何故ならば長年同じような活動を積み重ねて来てチャンスを掴めていない立場にいるのなら、これまでとは違うトライを試みる状況にある可能性が極めて高いからです。
そして同時にセルフイメージを高めなければなりません。
「俺は一流のミュージシャンなのだ!」
「俺には出来ないことはない」
といった思考を植え付ける作業も大事です。
当然、「やり甲斐があれば稼げなくてもいいや!」などと最初から目標設定が「稼げなくてもいい」と考えてしまっていては、自分自身で稼げない理由を作っていることに気付かなくてはいけません。
だから「自分は稼げて当たり前の人間なのだ!」というセルフイメージを育て、その思考の土台の上に「実践的に必要な作業」を考えていくという論理的な方法を組み立てなくてはなりません。
そして、目標を立てたらなあなあな活動を送らない為にも必ず期限を設けましょう。
期限をしっかり設けて「いつまでに〜を達成する」などといった具体的な目標を立てるのです。
目標設定に関しては時間は金に成るばかりか脳もスッキリしてしまう時間術の記事に具体例を載せているので参考にしながら是非ご自身の目標設定を作成してみてください。
まとめ
やり甲斐があれば稼げなくても大丈夫!
もしそのように考えて心から満足して幸せを感じることが出来ている。
そのような方にはこの記事は全く役に立たないでしょう。
ですが、やり甲斐は大事だけどしっかりとその対価をお金という形で手に入れて「やり甲斐もお金も両方手に入れたい!」と考える方にとっては参考になるポイントが多いはずです。
特にセルフイメージを高める!という思考力を身に付けることは本当に大事です。
人間は「無理…、出来ない…」と考えていることは大抵チャレンジすらしませんし、当然叶えることは出来ません。
ですが、世の中の99%以上の人に「絶対にそんなこと出来ないよ、無理無理!」と言われ続けても自分だけが自分の将来の成功を信じて世の中に革命的な発明をもたらして来た人は実際沢山存在します。
発明王と呼ばれたトーマス・エジソンや世界初の有人飛行を達成したライト兄弟、自動車王に輝いたヘンリー・フォードやアップルの創始者スティーブ・ジョブズなど。
彼らは皆が諦めなかった天才達です。
そして天才ですが我々と同じ人間です。
諦めて「無理!出来ない!」と思う人は厳しいですが、結局何をやっても成功出来ないので今まで通りの生き方をすればいいと思います。
不平不満は大なり小なりあるでしょうが、最低限これまでと同じような毎日を過ごしていける可能性は高いのです。
でも、「俺は絶対に有名になる!絶対に成功する!」と思う人は、どうすれば成功に近付けるのか?を日々頭をフル回転させながら考える思考力を身に付けてみてください。
世の中には素晴らしい書籍や論文、雑誌のインタビューやブログ記事など、沢山の参考になる資料が溢れています。
僕のブログにも思考力を高める方法や具体的なアプローチ方法を実践に落とし込むことが出来るレベルでご紹介している記事は沢山あります。
是非そういったものを一つでも活用してみてください。
最後に、
やり甲斐がある仕事をやって誇りを感じている人へ!
だったらその誇りの分もしっかり稼ぎましょう!
この記事を最後までご覧頂いたことに深い感謝を込めて!
タッキー
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