無名なのにしっかり稼いでる未来型俳優のタッキーです。
今回のテーマは「タレントの卵達はお金を稼ぐ方法を安易に考えてはならない理由」というテーマです。
はてはて?どういうことかな?
と感じる方もいらっしゃると思うので、最初に結論をお伝えしてしまいますが、それは資産というものは短期目線で捉えず長期的目線で考える必要性があるということです。
ビジネスや人生設計においてもごくごく当たり前のことを言っているのでこの話を聞いて拍子抜けしてしまうという方はいらっしゃるかもしれませんが、この当たり前だと誰もが感じるはずの論理を案外実践に用いるほど理解出来ていないという方は多いものです。
特にタレントや俳優、歌手、アイドルなどの芸能活動従事者の中には資産に対しての感覚が著しく欠如してしまっている方は少なくありません。
今回取り上げる資産というものは「お金や財産」だけにとどまらず、ビジネスコンテンツや仕組み、人脈やネットワークなど、あなたに利益をもたらす全ての総称であるという考え方が大前提となります。
その上で本来ならば長期的に保有や構築が可能な資産があるにも関わらずほとんどの芸能活動従事者は短期目線で資産というものを捉えがちになってしまっています。
今回お伝えする内容は今現在、芸能活動だけでは生活が成り立たないという人だけにとどまらず、インスタやshowroom、17liveなど、ある一定の成果を上げているという方にとっても例外ではない重要な考え方となります。
それを1つずつ見ていきましょう。
目次
タレントがお金を稼ぐ方法にはどのようなものがあるか?
そもそもタレントやアイドルなどの芸能活動従事者にとって稼ぎに変えることが出来る芸能活動にはどのような手段があるでしょうか?
・テレビや映画、ラジオ、雑誌やインターネットコンテンツに出演する
・CDやDVD、写真集やオリジナルグッズ、書籍などを販売する
・コンサートやライブ、舞台やミュージカルなどに出演する
・企業や企業商品のイメージキャラクターなどをはじめとした広告媒体に起用される
・各種イベントに出演する
・撮影会やファンミーティングなどを開く
・ブログやYouTube、showroomなどのライブ配信など、オリジナルコンテンツを制作して広告収入を得る。
細かく細分化すれば他にもあると思いますが、ざっくりこのような手段が主流であると言えるでしょう。
そして「ブログやYouTube、showroomなどのライブ配信など、オリジナルコンテンツを制作して広告収入を得る。」以外の項目はある程度、タレント本人の人気や知名度が低い状況では安定的な収益化は難しい項目と言え、無名なタレントにとっては出演や収益化の実現性が低い項目と言えます。
加えてオリジナルコンテンツを自分自身で発信する以外のやり方においては、テレビなど各種コンテンツへの出演や商品化の採用や起用権をテレビ局や映画会社、レコード会社、芸能プロダクションなどに委ねなければなりません。
既存のほとんどのメディアの場合、タレントには裁量権がないので第三者の意思や流行や時世など、様々なものに左右されやすいのもタレント活動と言えます。
当然、人気や知名度など各種条件が低いタレントに与えられる機会は総体的に少ない上に、継続して媒体に露出し続けるというのは簡単ではありません。
その為、第一線で活躍出来る芸能人以外にとっては既存の芸能活動から収入を得ていくのは極めて困難であると言えるのです。
ですが、上記項目の中でも若くてスタイルや顔の良い女性タレントやアイドルならば、撮影会を開催するという項目が多少敷居の低い活動ジャンルとなり得るでしょう。
そうやって定期的に撮影会を開いてお小遣い稼ぎ程度に活動しているタレントやアイドル、コスプレイヤーなどは少なくありません。
ただしそんな皆さんもその活動が「長期的資産になりうるか?」という視点を忘れてはなりません。
もちろん現時点でYouTubeやshowroomなどの動画コンテンツで一定のファンと収入を得ているという立場にいる人にとっても同様のことが言えます。
果たしてその活動は生涯、あなたを養ってくれますか?
この視点を必ず排除してはならないのです。
有名になりたい芸能人はオーディションよりもブログ優先が得な理由
既存コンテンツへの出演は資産構築しにくい!広告と捉える重要性
タレントの多くは「有名になりたい」、「成功したい」と考えて日頃芸能活動に励んでいることと思います。
だから大抵の場合、1日も早くドラマやバラエティ番組でレギュラーを獲得して出演することにばかり神経やエネルギーを投下しているものです。
ドラマなどへの出演の後に、その次に繋がるドラマや映画出演は決まっているのだろうか?
そう考えた際、ほとんどの新人にとって次のチャンスがすぐに訪れることなどありえません。
ごく一部の限られた人間だけがそのチャンスを手にするものですが、そのチャンスを手にしているほとんどのタレントは芸能事務所に依存はダメな理由!新しい時代のタレントの常識とは?の記事で詳細を説明している通り、ほぼ例外なく大手プロダクションか大手プロダクションと提携をしているような力を持った芸能プロダクションに所属をしている新人タレントであるケースが多いものです。
ただでさえチャンスの枠が少ない有名人へなれる特急券を手に入れる可能性は、半分以上は在籍する会社や人間関係など、環境によって決まっているものです。
また、芸能活動従事者の既存の活動手法の中で自分自身で収入を増やしたり、未来への資産が構築可能な媒体はブログやYouTubeなど、オリジナルコンテンツの情報発信以外には手段がないと言っても過言ではありません。
上述したように既存のメディアに露出を図る際は、タレントがその媒体に出演したくてもそもそも裁量権がないのです。
具体的にどのような努力や取り組みをすればメディアに露出出来るのか?と考えてみても、芸能界の既存コンテンツは閉鎖的で一部の芸能プロダクションやタレントにしかなかなかチャンスが回って来ない構造になっているので、弱小プロダクションや新人や無名タレントの多くには努力の有無に関わらずチャンスは訪れにくいものです。
この構造をとやかく言っても芸能界の仕組みが変わるわけではありませんし、最も建設的なのは「自分の努力でしっかりチャンスを増やしていける未来への資産を構築する」という考え方になるのではないでしょうか?
努力をしっかり形に変える為にも自分自身で裁量権や決定権を持つことが可能で、他人の都合や考えに支配されない「オリジナルコンテンツを作って資産構築する」という考え方は非常に重要なことだと断言します。
そうは言っても既存メディアへの出演が大きな破壊力を持っているのも事実です。
なので、オリジナルコンテンツを着実に築く一方で、既存メディアへの露出は引き続きチャンスを狙う!
ただし、メディアへの露出はあくまで起爆剤として捉え、本当の資産はオリジナルコンテンツへと誘導していく!
この考え方が鉄板ではないでしょうか?
芸能コンテンツ的、長期的資産と短期的資産の違いとは?
では長期的資産と短期的資産との違いを芸能コンテンツという視点で考えてみましょう。
●短期的資産
・テレビをはじめとした既存メディアへの出演
・水着やコスプレなどの撮影会
・アイドル活動
・showroomや17live、TikTokやその他各種SNSからの広告収入
例えばこういった項目は短期的資産と成り代わる可能性が高いと言えます。
既存メディアへの出演に関しては上述した通りで自分自身でコントロールしていくことが難しい為、例えばテレビ局の株主になるなど、タレントとは違った影響力を及ぼせるようにでもならない限り、有名人であっても依存してしまうことは危険であると言えます。
撮影会やアイドル活動は若い女性の特権であり、仮に現在これらの活動から一定の成果を上げられていたとしても、やがて賞味期限が訪れてしまいます。
需要があるうちに新たな道へシフトチェンジを図るべきでしょう。
AKB48をはじめ、アイドルにおいて最も多いシフトチェンジで目立つのがアイドル卒業後に女優かバラエティタレントになるという路線ですが、トップアイドルであってもほとんどの人が数年も経てば存在感を失っているケースは少なくありません。
実はshowroomや17liveなどで現在、収益を得ているという方にとってもこの現象はアイドルと同様のことが自分の身の上に降りかかる可能性が高いと認識した方がいいでしょう。
人気というものはどのような人間であっても永遠には続かないものです。
若くて綺麗な女の子が比較的動画配信サービスでは収益化やファンの抱え込みに成功しているでしょうが、そういった若さやビジュアルを売りにしている人にとっては、必ずいつかアイドルの末路と同じく路線変更を余儀なくされてしまう日が来ます。
その際に他人との差別化を図れない人は自然と淘汰されてしまっても仕方ないのです。
仮に現在何かしらの施策が上手くいっている方の場合、今のうちに長期的資産へと誘導出来るオリジナルコンテンツや商品を生み出すことに力を注いでみる考え方が重要ではないでしょうか?
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芸能的!長期資産構築に必要な考え方
資産家を例に資産保有の視点を学んでみる視点を考えてみましょう。
資産家は資産を一つに固めず必ず分散させてリスクヘッジしています。
・現金保有
・貯蓄は円だけでなくドルやユーロ、中国元や香港元のほか、電子マネーなどに分散させて複数保有
・不動産や絵画、金、ダイヤモンドなどの現物資産保有
・株やFX、有望企業などへの投資
などなど、様々な形で資産を分散させ、保有と運用を行っているものです。
この考え方は芸能活動従事者にとっても例外ではありません。
一つの事業が上手くいくようになったならば、その事業が好循環を生んでいる間に2つ目の事業、3つ目の事業へと拡大していけるような取り組みを目指すのが理想的な形と言えます。
戦国武将の毛利元就が息子らに説いたという「3本の矢」の理論と同じく、ビジネスにおいても柱が一つしかないのと3本の柱となり得る事業があるのとでは安定感や発展性に大きな差が生まれるものです。
例えばこの考え方を芸能活動に変換して考えてみると、
①showroomや17liveでファンを増やせるようまずは取り組んでみる。(ブログやYouTube、インスタグラムやツイッターのフォロワー数を増やすなどでもOK)
↓
②他のSNSにファンを誘導(使用媒体でアカウント削除や運営サービスの停止などによるリスクヘッジを図ることによりフォロワーなどの資産を分散させる。また、各種SNSで新たなファンの掘り起こしも兼ねる。)
↓
③最終的にはメルマガに登録してもらい顧客情報を集める。(SNSなどのアカウントが万が一全て吹き飛んでしまってもコアなファンの流失を防げる。また、コアなファンは成約率を高めてくれる貴重な存在と言えるので、メルマガという情報発信を中心にしながら中長期的なファンとの関係性を構築しやすい)
といった具合に、最初はshowroom(仮)でファンを掘り起こし、そこから発生したファンを各種SNSのフォロワーへと誘導し、最終的にはメルマガに登録させる。
SNSは媒体によって利用する人間の性別や年齢層の割合、嗜好性や求める媒体の活用の仕方も異なるものです。
柱となる情報発信の基地を1つ作った後は、各種メディアへと情報の運用を図り、それぞれの媒体から新たなファンを掘り起こしつつ、あなたの発信する情報に興味を持つファンをメルマガに登録させて顧客の情報管理をする。
このビジネスの型を構築出来るならば、自分自身が強力な発信能力を備えたメディアを抱えることになるわけですから、自身の芸能活動にも大いに活かすことが出来るでしょう。
メルマガやSNSを通してライブや舞台の案内を送れば集客にも役立つでしょうし、クラウドファンディングで何かプロジェクトを発信する際にファンの協力を得ることだって夢ではないかもしれません。
仮に何かの媒体で現在、上手くいっている人ほどいち早く今の立場や状況を利用して、自分なりに保有出来る長期的な資産構築の仕組みを作ってみてください。
無論、まだ一つも強みを持っていないという人は、最初の柱を構築するのに力を入れてみるのをオススメします。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
タレントの卵の皆さんは目の前のテレビや雑誌などのメディア出演に対して夢中になるあまり、本来であればより深く考えなければならない長い人生の歩き方を見落としてしまいがちになっています。
テレビや雑誌出演は芸能人にとって最初の入り口にしか過ぎません。
また、安定してメディアへの露出を果たすには実力のみならず強運や強固なネットワークも必要となる為、ほとんどのタレントの卵にとって実際訪れるチャンスというものは多くないものです。
そういった様々なリスクヘッジも考えた上で自分の情報発信ツールとしてオリジナルコンテンツを強化する考え方は重要です。
オリジナルコンテンツに関しても自分の発信方法や情報が長期的にも運用可能なものなのか?それとも短期的なトレンドなのか?を客観視してみることが重要です。
短期的なトレンドに乗っているだけなのに、それがいつまでも続くのだと勘違いしてしまって一過性の流行りで終わってしまう!という結果を招く芸能人も現実的に存在します。
こういった複合的な要素をしっかり理解し、いち早く自分だけのオリジナルメディアを構築する!
それが長期的な資産を構築する大きな鍵となるのではないでしょうか?
少なくとも僕はオリジナルメディアを構築して収益化していますし、ここで構築している手法や資産を使って将来的に自分で映画を製作したり、音楽や映像などのコンテンツを自社製作、販売出来る仕組みを考えています。
自分で作るコンテンツだから第三者に選ばれる必要はないですし、自分が作る作品で自分が主役を演じ、好きな監督や俳優にオファーをかけることだって夢ではありません。
オリジナルコンテンツを長期的目線で発信する中には従来型の使われるだけの立場であるタレントを脱却し、僕のように自分が作る側の視点で取り組むことが可能な未来型のタレントを育てる可能性が埋まっていると言えます。
やった者勝ち、他人が想像出来ないことを想像した者勝ちです。
是非、長期的目線で資産を構築しましょう。
記事を最後まで読んで頂いたことに感謝を込めて!
タッキー
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