無名なのにしっかり稼いでる未来型俳優のタッキーです。
僕はネットビジネスで稼ぎながら俳優活動を並行している人間ですが、自分にとって理想のような今の生活を実現するまでにはそれなりの勉強を重ねて来ました。
その中で非常に重視している仕事の作業効率や人体の機能性を高める色々な方法をブログ記事にて毎回ご紹介しています。
作業効率や体の機能性が向上すると人生が本当に良くなるし、健康になるだけでなく稼ぎやすい体質や思考にまでなってしまいます。
そんな中で今回ご紹介するのは「もしパズーとシータが出会わなければ?神話の法則から読み解くブログ術」についてです。
目次
スタジオジブリの作品は何故何度も視聴するのか?という重要性を考える
スタジオジブリの宮崎駿監督の不朽の名作「天空の城ラピュタ」を一度も見たことがないという日本人はほとんどいないのではないでしょうか?
スタジオジブリの作品は僕も「風の谷のナウシカ」や「魔女の宅急便」、
「もののけ姫」や「となりのトトロ」など大好きな作品だらけでして、
テレビで再放送をする際はストーリーの展開が分かっているにも関わらずこういった作品を何度も見直してしまっています。
きっとスタジオジブリや宮崎駿監督の作品を何度も見直しているというジブリファンは日本全国に僕一人だけではなく、
数多く存在していることと思いますが、よくよく考えたらこれってめちゃくちゃ凄いことだと思いません?
ストーリーの結末や流れが分かっているにも関わらず
何度も見てしまうほどの吸引力を持ったコンテンツということを意味するわけです。
日頃ブログやYouTubeなどで自分のコンテンツを作成して情報発信しているという方であれば
なおさらスタジオジブリの作品の引きの凄さを痛感させられますよね?
何でそんなにみんなから愛されるの?凄過ぎない?って。
そこで今回はこの名作を題材にして神話の法則に照らし合わせながら
コンテンツを構築する上で必要な考え方を細分化して読み解いていきたいと思います。
引きの強いブログを構築していきたいと考える方必見の内容かと思いますよ。
コンテンツ作りの鉄板!神話の法則
ちなみに神話の法則はご存知ですか?
超ざっくりまとめて説明すると、物語の起承転結とそれに伴うストーリー構成の法則や型のことを指し示します。
コンテンツ作りにおいての王道の考え方と言え、
世の中の名作と呼ばれる映画やドラマ、小説などの多くのストーリーも神話の法則に基づいて描かれているものばかりです。
僕も脚本を執筆するのですが、神話の法則の重要性を念頭に置きながらストーリー構成を考えるようにしています。
ブログの書き方や文章の構築を考える上でも非常に参考になるコンテンツの型と言えます。
神話の法則の詳細に関して僕は今回の記事で割愛して話を進めてしまうので、
神話の法則についてしっかりと勉強してみたいという方は関連書籍を購入するなり、ググるなりしてお調べ頂ければと思います。
平穏な日常に空から突然女の子が降って来た!
天空の城ラピュタも神話の法則の型に準えて描かれた作品と言えます。
物語は平凡な日常から始まって主要人物達を少しずつ紹介しながら観客へ物語の世界観を植え付けるように展開していきます。
ところが次の瞬間、物語は一気に観る者の心を急スピードで引き込むことになります。
まるでゆっくり登っていたジェットコースターが頂上から一気に急降下するように!
そう!シータが飛行船から落ちてしまうのです。
可愛いヒロインが飛行船から落ちてしまう姿にハッと息を飲んでしまう方もいるシーンと言えます。
「あの女の子はどうなってしまったのだろう?」
観客のほとんどがそう気になって仕方ない中、物語はパズーの働く炭鉱をステージに切り替えながら進行していきます。
そして次の瞬間、空からシータが降って来ましたー!
「なっ、なにー?そう来たかー!」
まさか飛行船から落ちた少女が空からゆっくり落ちて来るとは誰もが予想していなかったことでしょう。
しかも首にかけた飛行石を光らせながら、
いかにもその石に物語の中で大きな役割や秘密があるのだと匂わせつつ、主人公同士をこれでもか!
というほど意外な形で引き合わせたのです。
この展開に引き込まれないはずはありません。
「これはきっとこれから面白い物語が展開されていくだろう!」
そう観客に思わせるに十分な興味付けが完了した瞬間とも言えます。
人間は意外性やギャップというものにとことん弱い生き物ですから、
天空の城ラピュタの序盤の始まり方は誰もが大好物だったりします。
ブログを書く際は最初の段落でこういった興味付けを訪問者に提示出来れば、
その後もしっかり読んでもらえる確率を高められると言えるので、
是非天空の城ラピュタのように長年愛されるコンテンツを参考にしながら自分のコンテンツ制作に役立ててみてください。
海賊のドーラ一家に追いかけられる
物語は息つく暇も与えてくれないまま次の展開へと突入していき、海賊のドーラ一家に追い回されることになります。
空から飛び降りたにも関わらず不思議な力で助かったシータが
今度は見るからに極悪な海賊一派に追い回されるのですから観ている観客はハラハラドキドキです。
しかも大砲を打ち回しながら車で線路を壊しつつ追いかけて来るというダイナミックでアグレッシブな執拗さには、
「えー?こんな破茶滅茶なヤツらからパズーとシータは逃げられるの?」
と誰もが心配になってしまうでしょう。
インパクトの強い魅力的なキャラ達が大暴れする展開も物語の魅力を際立たせるものですよね?
ジェットコースターで言えば急降下が始まった後に待っている最初の宙返りといったところでしょうか。
洞窟で束の間のひと時
飛行石の力で何とかドーラ一家から逃げ切ることになったパズーとシータ。
たどり着いた洞窟では束の間の休息を味わうことになります。
パズーの用意した目玉焼き乗せ食パンをシータと2人で食べるシーンには何ともほっこりさせられますよね。
ジェットコースターで例えると宙返りし終えたばかりで次の関門に差し掛かる前の一瞬だけホッとした瞬間といったところでしょうか。
ストーリー序盤からハラハラさせられっぱなしだった観客にとってもようやく心が休まる瞬間と言えます。
「あー、やっと休める〜。出来るならこのまま平穏が続いてくれ〜。」
この後の流れできっと波乱が訪れるであろうことを観客は予想しつつも、もうしばらく休憩の時間を与えてほしいなどと期待するものです。
しかし物語は観る者に心の休息を長くは与えてくれません。
シータが軍隊に捕まってしまう
洞窟を出ると物語は急展開を迎えます。
シータを海賊から守ってくれるべき存在と考えられていた軍隊がシータを連れ去ってしまったのです。
「えー?シータは軍隊にまで追われていたの?一体誰が敵で誰が味方なんだ?もう何が何だか分からないよ〜。」
この時、観客は意外な展開に「これからどうなってしまうんだろう?」と不安な気持ちへと心を動かされています。
一方、無理矢理シータと引き離される形で失意の中自宅に戻ったパズーでしたが、
家にはドーラ一家が潜入しており、瞬く間に捉えられてしまいます。
シータは軍隊に捉えられて自由を失い、パズーは海賊に捕まってしまった。
神話の法則で準えるところの「冒険の拒絶」にあたるシーンですね。
物語が平坦なまま進んでしまったら全く面白くありませんから
主人公たちが挫折や絶望を味わうシーンを挟むことで大きな抑揚をつけることが出来ます。
観客は主人公たちに感情移入を強め、
「頑張れ!」と心の中でエールを送るような心境になっているに違いありません。
海賊の仲間になってシータを救出する
意外なことにパズーはドーラに頼み込み海賊の仲間入りを果たしてシータを奪還する行動に出ます。
序盤では完全な悪者だと思っていた海賊と手を組んで、
正義と思われていたより強大な軍隊へと戦いを挑んでいくわけです。
物語が大きく動いていく象徴的なシーンと言えますね。
そしてこの後に待っているロボット兵が大暴れするシーンでほとんどの観客が度肝をぬかれていることでしょう。
「まさか軍隊すらも歯が立たない制御不能なロボットがこの世に存在していたなんて!」
物語の展開がどんどんと予想外の方向に膨らんで観客の心は右に左にと大きく揺さぶられ続いている状態になっているはずです。
そしてドーラの名ゼリフ「最後のチャンスだ!すり抜けながらかっさらえ!」の後のパズーによるシータ救出の瞬間は物語中盤のクライマックスと言えます。
息を呑むように見守り続けていた観客がついにホッと胸を撫で下ろす瞬間の到来ですね。
ジェットコースターで言えば、1回目よりも更に巨大な2回目の宙返りに見事耐えきり終盤へと差し掛かった状態と言えます。
ラピュタを目指す道中
シータ救出後、海賊船は飛行石の光が差していた方向に向かってラピュタを目指します。
序盤の洞窟のシーン同様、海賊達のマヌケなやり取りや食事のシーンなどが続き、
少しだけ観客が安心感を持って観ることの出来る時間帯と言えます。
箸休めのような役割を果たすこういったシーンを物語に挟み込むことは、
物語全体に抑揚をつける上で非常に効果的です。
ブログなどのコンテンツを発信する際にも箸休め的な段落を加える視点は重要なので、
天空の城ラピュタの構成はとても参考になると言えます。
ただし、この箸休めの手法は使い方を間違えるとダラダラするだけのもたついた印象を観客に与えてしまい、
物語を間延びさせる逆効果に切り替わってしまうこともあります。
そうなればせっかく楽しんで観てくれていたはずの観客の集中力を削いでしまい、興ざめされてしまいかねません。
天空の城ラピュタの場合、シータ救出後の観客の次なる心配事である
「シータが助かったのはいいけれど、今度は海賊船に乗り込んでしまったし、シータもパズーも大丈夫かな?」
といった要素を海賊達のコミカルなシーンを描くことで見事に払拭し、むしろ海賊達に愛着を感じるように心理誘導しています。
そうやって安心感を観客に与えつつも、シータとパズーの生い立ちを話し合う重要なシーンに繋げているなど、
比較的起伏が小さい展開の中にもしっかり観客の興味が薄れない導線が敷いてあります。
これらの導線があるからこそ後半の展開がより引きの強さを帯びていくことになるのです。
ラピュタに無事に到着するも仲間はみんな捕まってしまう
ようやくラピュタにたどり着いたと思ったら、ドーラ一家はみんな軍隊に捉えられてしまいます。
頼りになる仲間は全員捉えられてしまいパズーとシータは絶体絶命の大ピンチ!
そして果敢に仲間の救出と飛行石奪還に向けて立ち上がる主人公2人の姿は
クライマックス前の最後の挑戦に立ち向かう様相を観客に伝えています。
「これから最終決戦が始まるんだな!いったいどんな結末を迎えるんだ?」
観客の心はこの時、
「すでに最終決戦に向けて心の準備は万端ですよ」
といった具合に物語のラストを受け入れる準備と覚悟を模索し始めているでしょう。
ここまで観客の心を心理誘導していればすでに7〜8割はコンテンツとして果たす役割を終えているといっても過言ではありません。
観客の興味と期待はすでにムスカというラスボスをどのように倒すのだろう?
という視点に集約されているといっても良いからです。
ジェットコースターで例えるならば、最後の宙返りに差し掛かる直前といったところでしょうか?(このジェットコースターはやたらクルクル回りますね。笑)
バルス!
クライマックス前、シータはムスカに捉えられ、ムスカは暴走を始めます。
「見ろ、人がゴミのようだ!」
冷徹で残酷な暗黒王が誕生してしまった瞬間です。
観客はその光景に絶望感を感じてしまいそうになりつつも、
弱った心を必死で食い止め、微かに残ったパズーという希望に賭ける思いで画面を見入っていることでしょう。
そしてパズーとムスカの決闘の瞬間が訪れます。
まさか西部劇のように互いに銃で撃ち合って勝負をつけるのかと若干匂わせつつも、次の瞬間パズーは銃を捨ててしまいます。
意外な形で決着はつくのです。
それが滅びの呪文「バルス」でした。
天空の城ラピュタを見たことがある人間ならば誰もがこの呪文を唱えることが出来るほどメジャーな単語であり、
人々の脳裏にこびりついて離れないほど強力な印象を残した魔法の言葉!
それがバルスです。
もし自分が作るコンテンツで「バルス」のような印象の強いメッセージや単語を訪問者に残すことが出来たなら、
それは間違いなくあなたにとって最強のコンテンツと言えるでしょう。
ハッピーエンドへ
バルスを唱えたことでラピュタは崩壊し、ムスカの野望も潰えます。
ドーラ一家は何とか逃げ出し、パズーとシータもラピュタから離れ、海賊達と合流することが出来ます。
そしてそれぞれが旅を終えて自分の街へ戻っていくというハッピーエンドを迎えるのです。
こうしてハラハラドキドキの物語は何回転もする超スリリングなジェットコースターを見事、ゴールへと迎え入れたわけです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は天空の城ラピュタを題材に、物語の構成を細分化しながらコンテンツ制作に必要な視点を解説してみました。
ブログやYouTubeなどで情報発信をしている方の中には上手く文章が書けない!とか、
構成をまとめられない!などと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は名作と呼ばれる映画や小説などを是非参考にしてみることをオススメします。
映画や小説などのストーリーは必ずコンテンツを作る上で必要になる「神話の法則」が用いられており、
それがコンテンツを作る上での型となっています。
天空の城ラピュタの場合、
物語序盤でシータとパズーが出会わなかったなら、このような感動的で魅力的な映画になったでしょうか?
シータという守ってあげたくなる秘密を抱えた可愛い少女と、
パズーという勇敢で好感が持てる少年とが不思議な出会いを果たした意外な出会いがあってこそ、
物語は誰の目から見ても引きの強い作品となったのです。
神話の法則を非常に上手く活用した代表例といっても良いでしょう。
ブログの構成を上手くまとめられないという方の中には神話の法則を活用したコンテンツの「型」の理念がなく、
何となく漠然と構成を考えてしまっていることが原因で文章構成をまとめられないでいる方もいるのだと思います。
そんな方は是非、今回の記事で細分化している構成を参考にしてみながらご自身の情報発信に役立ててみてください。
また、今回の記事とは違ったアプローチ方法でコンテンツ制作しているアイドルが貧乏生活をブログに書けば極貧生活脱出出来るかもよ?という記事もご参考になる点が多いと思います。
こちらも是非ご覧ください。
記事を最後まで読んで頂いたことに感謝を込めて!
タッキー
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