無名なのにしっかり稼いでる未来型俳優のタッキーです。

 

ドラマや映画でエキストラのバイトをよく募集していますね?

皆さんはエキストラを経験したことがありますか?

 

僕も俳優の駆け出しの頃はよく先輩や事務所から「撮影現場や芝居の勉強になるからエキストラをやって来い!」と言われたものだし、「エキストラを何度もやっているうちに現場の監督やプロデューサーに見初められて有名になるチャンスがあるらしいよ?」などという噂を聞いて、一生懸命エキストラを務めた時期がありました。

 

今回はそんな噂のウソほんとをお話ししたり、新人の俳優や芸能人の卵がエキストラを下積みにしていく必要性に関して長年芸能活動をしている人間の視点から色々と語らせてもらおうと思います。

 

エキストラって実際のところ意味があるんでしょうか?

 

ドラマや映画で必ず必要なエキストラの存在ってどんな存在なの?

エキストラを知らないという方は恐らくいらっしゃらないと思いますが、念のため説明を加えておくとドラマや映画の劇中、物語には直接的に影響を与えることのない通行人や画面の隅に映り込んでいるその他大勢の端役を指し示します。

 

基本的にエキストラへ対してセリフが与えられる機会はほとんどなく、画面に映り込んだとしてもアップで映り込む機会は皆無に近いでしょう。

セリフが一言だとしても与えられるケースがあるならば超ラッキーと言えますし、アップで映ることがある場合は、それが例え一瞬だとしても非常においしいケースと言えます。

 

長時間撮影現場に拘束されたにも関わらずオンエアを見ても自分がどこに映っているのか自分でも分からないケースや、足しか映り込んでいない!などというケースも決して珍しくありません。

 

そのようなケースも往々にしてあるのがエキストラという役目なので、同じ通行人役を務めたとしても、仮に一瞬とは言え顔が映り込んでいたりすればエキストラ同士の中では非常に儲け物というシチュエーションとして捉えられるのです。

 

エキストラのバイトって儲かるの?

エキストラのバイトは正直それなりに需要があります。

当たり前ですがドラマや映画を撮影する場合、エキストラに映り込んでもらわないと主要な人物達しか登場しない世界になってしまいます。

 

それでは街中のシーンを撮るにしても、喫茶店でご飯を食べているシーンを撮るにしても、背景に誰も映り込まない不自然な世界しか描けないことになってしまいますから、そういった意味でエキストラの存在は非常に重要となって来るのです。

一年間の間には相当数のドラマや映画作品が撮影されていますから、エキストラの需要は年中絶えずあると言っても過言ではありません。

 

ではエキストラは一体どの程度儲かるのでしょうか?

 

結論から言うと全く儲かりません!!!

 

多くても1現場5千円ももらえればいい方です。

値段は各現場によって異なるので一概には括れないのですが、2〜3千円ということも決して珍しくありません。

 

また、拘束時間も各現場によって全く異なります。

2〜3時間程度の拘束で終わるケースもあれば、半日や場合によっては20時間近く拘束されるようなケースもあります。

 

半日以上などの長時間拘束の場合は別途手当てが支給されることもありますが、それも微々たるものであるのが一般的なので、正直一般的なアルバイトよりも安い金額しかもらえない!と考えるのが妥当です。

 

その為、エキストラでお金を稼ぎたい!と考えている人がいる場合は全く検討違いと言わざるを得ず、エキストラが向いている人は以下の人間に限られると思います。

・俳優として大成したいと考えている人が勉強として参加をしているケース
・近くで芸能人に会いたいとか、ドラマや映画の撮影現場に興味があり、その雰囲気を味わってみたい人
・一回ぐらい試しにやってみたいと考える人
・エキストラの仕事が好きな人や興味ある人

 

極論を言ってしまえば、エキストラやドラマ&映画が好きな人か、駆け出しの俳優が下積みや勉強の為に経験する以外、メリットを見出だせないのがエキストラという仕事だと思います。

 

俳優の下積みとしてエキストラをやるメリット

では駆け出しの俳優や芸能人の卵の皆さんがエキストラをやるとした場合、その必要性やメリットは何かを考えていきましょう。

 

まずエキストラをやる際のメリットを見ていきましょう。

 

・ドラマや映画の撮影現場の雰囲気が分かる
・大雑把ではあるものの撮影の段取りや流れを把握することが出来る
・運が良ければ身近な距離でプロの俳優の芝居を見たり、現場での姿勢を見ることが出来る

 

下積みとしてエキストラを経験する場合、主な目的は「勉強」となる為、撮影現場を体験して得られる情報というのは大変貴重でしょう。

将来自分が有名になって、撮影に主要キャストとして参加をすることになった場合でも、現場の雰囲気や流れがあらかじめ想定出来るのと、全く想像もつかず緊張したまま大した対策も出来ずにいきなり現場を迎えるのとでは大きな違いがあるでしょう。

 

個人的には俳優を目指す場合、エキストラを必ず一度は経験しておくべきだと考えています。

ですが一方で何度も何度も繰り返しエキストラを経験をする必要があるか?と言えば、正直その必要性もないと感じています。

多くても5回もエキストラを経験すればそれ以上現場で得られる収穫はさほど変わらないと考えるからです。(これに関しては次の章で説明します。)

 

エキストラはどうすれば募集出来るの?

エキストラとしてドラマや映画に出演してみたい場合、大半のケースは大手の劇団やエキストラ専門のプロダクションなどに登録をして、そういった事務所からエキストラ案件を投げてもらうケースが一般的です。

そういった会社は芸能エキストラ版の派遣会社といったような役割を担っていると考えて頂くと構造を理解しやすいかもしれません。

 

また、必ずしもエキストラ案件を抱える事務所に所属をしていなくても個人的な繋がりや、ドラマや映画制作における協力や関係先などからエキストラ案件が発生する場合もありますが、大抵の場合は上記派遣先にエキストラ案件が集中しているものです。

 

エキストラ案件を抱えるプロダクションは人材の募集要綱「芸能界で活躍したい人」とか「芸能案件多数」などといった触れ込みをしているケースが多いですが、正直その触れ込みを過剰に信用しても結果は付いてきません。

これは求人広告のアルバイト募集欄などでよく見かける「優秀なスタッフは給与アップの可能性アリ」、「時給10001500円。随時昇給の可能性あり」などの記載と同質と捉えてもらえれば分かりやすいかと思います。

 

時給1000〜1500円などと記載されていて「もしかしたら1200円ぐらいもらえる可能性あるのかな?」などと甘い夢を見て面接を受けると、時給は1000円であると判明するケースと全く同じです。

この場合、将来的には昇給の可能性がゼロではないよ!という解釈をするのが妥当だし、そもそも昇給の明確な条件も時期も大抵の場合が明記されていませんね?

 

ほとんどの企業が実際は昇給の機会を与えてくれないケースの方が多いわけだし、求人段階に打ち出されている過剰な広告は正直実現しない!ぐらいに捉えておかないと結果的に嫌な思いをするでしょう。

 

同じようにエキストラ募集という広告欄に打ち出されている内容は過剰な表現が正直目立ちます。

実際はエキストラを主な業態としている会社にはタレントのマネジメント能力やノウハウ、育成の力もほとんどない場合が圧倒的に多いです。

 

芸能人として大成したいと考えるならば、エキストラ専門の事務所に登録しても夢はほぼ間違いなく叶わないでしょう。

 

例えるならば世界のTOYOTAに務めたいと考えている人が、TOYOTAの孫請けの孫請けにあたるような車の部品工場に勤めて「俺はこの工場に勤めていればいつかTOYOTAの社員になれるんだ」などといった検討違いな夢を見ているのに等しい感覚と言えます。

仮に勤め先がTOYOTAの車に間接的に関連があるとしても結局のところ部品工場は部品工場にしか過ぎません。

 

同じようにエキストラの会社はエキストラを派遣する会社にしか過ぎず、そこに有名タレントが所属しているケースはまずないでしょう。

その中でも大手プロダクションが親会社としてエキストラ専門のプロダクションを運営しているようなケースならばまだ少し実態が変わって来ますが、それにしても有名になりたいと考える人がエキストラプロダクションに所属するメリットは何一つないと言っても過言ではありません。

 

それならば芸能プロダクションのオーディションを受ける方がよほど効率は高いと言えます。

また、プロダクションや大手劇団の出身者や卒業生の欄に有名タレントが掲載されているケースもありますが、彼らが一時的にそういったエキストラプロダクションに所属をしていたことは真実でしょうが、エキストラをやっていて有名になった果てに大手プロダクションに引っ張られたという可能性は極めて低いでしょう。

 

有名人は大手プロダクションに移籍したから有名になったのであって、エキストラプロダクションから有名になっていったケースは極めて異例と考えざるを得ないのです。

可能性はゼロではないですが、極めて稀なケースであることだけは間違いないでしょう。

 

ですからエキストラ専門のプロダクションの実績一覧を過剰に信用したり鵜呑みにするのは本気で有名になりたいと考える人には全くオススメしません。

 芸能事務所に依存はダメな理由!新しい時代のタレントの常識とは?

エキストラから有名になるは可能性ある?

エキストラをやっていれば運が良ければ監督やプロデューサーに見初められて更なる仕事に発展する可能性がある!といった噂に対して現場や業界の体質を知っている人間の立場から言わせてもらえば、その確率はゼロとは言いませんが極めて低い確率であると言えます。

しかもこのやり方で有名になっていくことを考えている人がいる場合は非常に非効率な考え方であると断言します。

 

このやり方で有名になる可能性は限りなくゼロでしょう。

 

芸能界の体質をより細かく説明している芸能界に20歳からデビューするなら心得ておくべき3つの常識をご覧頂ければ、例え芸能プロダクションに所属をしていたとしてもドラマなどの仕事を得たり、有名になっていくのは大変なのだと理解出来るはずです。

 

エキストラの現場を体験したことがある人ならば分かると思いますが、そもそもエキストラは監督やスタッフ陣が集まる「ベース」と呼ばれる場所からは離れた場所に待機させられることがほとんどです。

もちろん主要キャストなどの近くに陣取れるケースもあまりありません。

 

しかも大抵の場合が現場で一番末端の新人ADがエキストラの指示出しや管理をするので、監督などの現場指揮者が直接指示を出しに来るケースは稀です。(ADの中にもチーフ、セカンド、サードといった形で序列があります。)

 

要は現場で一番末端のADとしかコミュニケーションを取ったり、実際に話したり触れ合う機会がないわけです。

当然、そこから次の仕事に発展するケースはほぼ皆無となるのです。

ADは何だかんだ雑務が非常に多いので、エキストラとダラダラ話しているほど現場で余裕がないケースがほとんどです。

 

加えて仮に撮影が比較的忙しくないタイミングにADとコミュニケーションを取ることが出来ても、末端のADには他の仕事案件をエキストラに対して回す決定力も裁量権もありません。

こういった理由からもエキストラをやっていたとしても有名になどなれない事情をご理解頂けるかと思います。

 NGT48山口真帆さんの事件から学べ!今後芸能人はもっと自立しろ

まとめ

有名になりたいと考える新人俳優やタレントの卵がエキストラをやる場合の考え方をまとめると、

・撮影現場の勉強目的で数回程度エキストラを経験はするべき

・ある程度経験を重ねたならそれ以上、エキストラの立場で勉強出来ることはほとんどない

 

といったことでしょう。

エキストラは現場体験であり、芝居の勉強にはほとんどなりません。

 

通行人などのエキストラの役には特別な演技スキルがほとんど求められませんし、俳優たちの演技をセリフやアクションがはっきり分かる距離で見れることも運が良くなければ出来ません。

運が悪いと俳優たちから非常に離れた距離に配属されてしまうケースもあるのです。

 

これでは生の俳優たちの芝居に触れられず、ほとんど勉強にならないのです。

それならば舞台を観に行ったり、ワークショップに通うなどした方がよっぽど実質的な芝居の勉強が出来る環境に身を置くことが出来ます。

 

以上のことを加味して個人的意見を言うならば、エキストラの現場から学べることはただ一つだけ!

撮影現場の雰囲気や段取りを理解出来る!の一点でしょう。

 

それならば数回程度の経験で十分です。

 

また、アルバイトとして稼ぎたいという目的であれば割に合わないので一般的なアルバイトをオススメしますし、有名になりたいと思うのであれば、エキストラの現場で運良く監督に見初められるという全く検討違いな期待をするぐらいならば、芸能プロダクションのオーディションでも受けた方がよっぽど夢の実現には近付きます。

(芸能界を目指す人にとって芸能プロダクションやオーディションの参考になる詳細は芸能界に20歳からデビューするなら心得ておくべき3つの常識でお伝えしていますので、気になる方はこちらもご覧ください。)

もし僕だったらブログやSNSを使って自分で有名になる方法を模索するだろうし、ついでに稼げない芸能活動よりも、アフィリエイトで稼ぐことも考えて行動するでしょう。

 

業界のことを知らないことで過剰な期待や夢を持ってしまうのだとすれば、まずは知識を得た方がいいと思います。

現実は非情にシビアです。

 

努力が努力として報われない代表的な世界の一つが芸能界と言えます。

せっかく努力するのならば一つでも形になる努力をした方がいいのではないでしょうか?

 

今の時代ならばエキストラをやるよりも効率的なやり方は山ほどあります。

まずは是非その為の情報をリサーチしてみてください。

僕のブログにも芸能界で成功したい人向けの記事は多数お伝えしているので参考にして頂けたらと思います。

 稼げる人と稼げない人の思考の差とは?仕組みを作る重要性

 

この記事を最後までご覧頂いたことに深い感謝を込めて!

タッキー

 

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